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あもです。
子どもが小学校入学のタイミングで始めたチャレンジイングリッシュ。
ベネッセの小学講座とあわせて受講するとなんと月々2040円(一括払い)と驚きの価格だったので、とりあえず始めてみました。
そして一年六ヶ月たった今。
息子の英語力は、単語の語彙数が少し増えたかなという程度で、会話に関してはほぼ進展がありません。
なんてこった。
という訳で、一年六ヶ月ほぼ毎日チャレンジイングリッシュに取り組んだ息子の英語力がなぜあがらなかったのかを、私なりに考えてみました。
Contents
チャレンジイングリッシュのスタートレベルが子どもとあっていなかった
チャレンジイングリッシュは、一番最初に子どものレベルチェックテストがあります。
このテストでレッスンのスタートラインが決まるのですが、息子の場合スタートラインのレベルが実力より高すぎた気がします。
なんで本人のレベルよりも高いスタートラインからレッスンがスタートしたのか。
それは、おそらくレベルチェックテストが選択式だからです。
本人が適当に選んだ答えが何個か当たってしまったのではないかなと。
チャレンジイングリッシュでは、「聞く」「読む」「話す」「書く」技能が学べるのが売り。
なので、様々なレッスンが用意されています。
英単語を聞き分けたり、発音したりというレッスンは楽しそうにやっていたのですが、英会話の聞き取りは「さっぱり意味がわからないから、適当に答えを選んでいる」という感じでした。
ベネッセのサポートに電話して確認したところ、スタートレベルが決定した後のレベル変更は電話でしかできないようです。
そして、レベルを変更すると勉強履歴の削除が必要とのことなので、我が家はとりあえず変更しないで様子を見ることにしました。
チャレンジイングリッシュの音声認識が甘すぎる
チャレンジイングリッシュは、実際に英単語や英文を発音して、いい発音だったかどうかをチェックしてくれるレッスンが多くあります。
機械が実際の発音を聞き、「BAD」→「OK」→「GOOD」→「GREAT 」の4段階で評価してくれるわけです。
なのですが。
「idea」と発音しなければいけないところを、疲れでやる気がない子どもが「あーーーー!!!」と絶叫したところ、
「OK!」
は?アイデアって言っていませんけど?
試しに私が「あいうえお」と言ってみたら、
「OK!」
いやいや。おかしいでしょ。
明らかな「BAD」でしょ。
これはおかしいと思い、ベネッセに問い合わせたところ、
「お子様のやる気を損なわないため、音声を認識したらOKと出るようになっています。発音がよかったら、GOODやGREATが出ます。」
とのこと。
「えっ・・・。じゃあ、BADって何なんですか?」
「BADは、音声の認識ができない時に出ます。」
正直、それって意味あるの?と疑問が残ります。
チャレンジイングリッシュは、レベルという大きなくくりの中に、10あまりのステップがあり、そのステップも1ステップ20個前後のレッスンで構成されています。
だから日々のレッスンを全部クリアすると次のステップへと行くことができ、更にステップをすべてクリアすると今度はレベルが上がるという仕組みになっています。
こんな感じで、クリアになったレッスンには色がつき、すべてのレッスンが終わったらステップアップテスト→合格したら次のステップに進めるという流れです。
クリアにならないレッスンはクリアするまで毎日繰り返し「今日やるべきレッスン」として出てきますが、一度クリアになったレッスンは二度と出てきません。
(自動で出てこないということです。すでにクリアしたレッスンでも、レッスン一覧からから選択して何度でも挑戦することができます。)
こんなにてきとうな発音でもOKがつくということは、正しい発音ができていないのに、レッスンをクリアできてしまうことになります。
「子どものやる気問題」についてはいろいろな意見があるところだと思いますが、私は「明らかに違うこと言ってるのにOKは違う気がするな。」と感じました。
チャレンジイングリッシュではアウトプットが圧倒的に足りない
チャレンジイングリッシュだけでは、アウトプットが圧倒的に足りないです。
なぜなら、マイナー言語(この場合は英語)に週15時間、一日単位だと2時間くらい触れていないと、言葉やフレーズを覚えることはできても文章を自分で組み立てることはできないと言われているからです。
チャレンジイングリッシュでは、月に一回のオンラインレッスンがついてきますが、時間は15分程度ですし、英語がよくわからない息子はほぼ「イェース!」で乗り切って終わることも何回かありました。
「アウトプットもばっちり!」と公式ホームページには書いてありますが、この内容じゃやっぱり少ないです。
ただ、先生たちは「イェース」しか言わない息子に対しても、英語が嫌いにならないように一生懸命接してくれていたので、それはすごくすごくありがたかったです。
ただ、オンラインレッスンは月1回しかないので、レッスンをちゃんと生かせる英語レベルの子どもでも、チャレンジイングリッシュだけではアウトプットが足りないんじゃないかな。
チャレンジイングリッシュが子どもの英語に取り組む姿勢とあっていなかった
ここまで読んでいてお分り頂けるように、我が子は英語に対して全然積極的ではありません。
むしろ、「めんどうくさいなー」という姿勢で取り組むことが多いです。
そういう子に、チャレンジイングリッシュは向いていません。(きっぱり)
なぜなら、チャレンジイングリッシュのいいところは、子どものやる気次第でどんどんレッスンを進められるところにあります。
「1日に2レッスン」という目安はありますが、3レッスンやっても、10レッスンやっても、月額はかわりません。
だから、英語が好きで、「もっと色々やりたい!」という子には、英単語や会話、発音やフォニックスとやることはたくさん用意されています。
そのようにどんどんレッスンを進められる子であれば、月額3240円(一括払い)は逆に安すぎです。
でも我が子みたいに、「なんとなーくやってるけど、全く身になっている感じがしない。いや、身になっていない。しかも、こっちが口を出すとあからさまにやる気をなくすので、見守るしかできない」みたいな感じの子だと、その月額すらも高く感じてしまいます。
[ad]まとめ
「色々なことやってくれるし、すごく楽しそうだから、英語も好きになってくれるかな?」と思って受講したチャレンジイングリッシュですが、我が子には合わなかったみたいです。
続けるかどうかはもう少し様子を見て決めようかなと思っていますが、退会が濃厚かな・・・。
私自身も改めて息子の英語教育について勉強中なのですが、とりあえずは自宅でフォニックスというアルファベットの読み方を学ぶ学習法に取り組みつつ、週に一度しっかりとしたアウトプットの機会を設ける方向になりそうです。
週一回のアウトプットについては、対面でやるのかオンラインでやるのかあれこれ検討中なので、決まったらこちらでもレポートさせていただきますね。
ちなみに、私が子どもの英語教育について参考にしている本はこちら。
しっかりと実績を出している英語塾の経営者が筆者なので、やるべきことがとても具体的でかつわかりやすく書かれています。
しかも、親の英語力は子どもが英語を話せるようになるためには関係ないというんです。
これはもう読むしかない!と、毎日ページをめくっております。
子どもが英語を話せるようになって欲しいと考えているすべてのひとに、すごくオススメできる本ですよ〜。