【国際結婚してよかった】アフリカ人の夫とのなれそめ・お付き合い編

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あもです。

前回はこちらからどうぞ!
【国際結婚してよかった】アフリカ人の夫とのなれそめ・出会い編

うっかり教えたアドレスから全ては始まった

「女ったらしで日本人の女なんかちょろいって絶対思ってるし、近寄ったら貯金もっていかれる。こわ!」

と、アフリカ人に対して偏見だらけだった私。

だから、夫が話しかけてきてもスルースルーの塩対応をぶちかましていました

「この人、早くどこか行かないかなぁ~」
と思っていた私の前に現れたのが、同僚と別のアフリカ人。

同僚とアフリカ人はぴったりとくっつき、腰に手を回し回しされ、いい感じ・・?

あれれ?

「私たち、先に帰るね~。」

ぽかんとしている私に向かって、笑顔で消えていく同僚とアフリカ人。

お持ち帰りされたー!!すごー!!!!

この衝撃が、私の意識に革命を起こしました。

「アドレス プリーズ」と繰り返し言ってくる夫に対して、「アドレス教える→お持ち帰りされるわけじゃない→別によくない??」って思っちゃったんですよね。

同僚も帰っちゃったし、バイトしている友達もシフトに入っている日ではなかったので、その日は夫にアドレスを教えたあと、逃げるように帰りました。

同僚の後押しのおかげで初デート

夫からはその後も何回かメールが来ていたのですが、ひたすら無視を決め込んでいた私。

そんな日々が1週間ほど続いたある日。
「いつまでメール無視しているの?」と同僚。

実は同僚、お持ち帰りアフリカ人とお付き合いを始めたのですが、「同僚のアフリカ人彼氏の友達が夫だった」というまさかの偶然が起きていました。

なので、夫→夫の友達(同僚の彼氏)経由で、私が夫に返信していないことが明るみに。

「なんでメール返さないの?」
「だってさ、なんか怖いじゃん。」
話してみなきゃ、いい人か悪い人かなんてわかんないじゃん!一回くらい会って話してみてもいいんじゃない?」

この時初めて、自分が夫のことを偏見の目で見ていたことに気がつきました。

「確かに。ちゃんと話したことがない人のこと、あれこれ決めつけていたかも。」

ということに一度気がついてしまうと、今までの偏見の数々に対して勝手に申し訳ない気持ちになるもので。

「まぁ、一回食事に行くくらいだったらいいか。」
と、返信。

こうして、夫とデートの約束をしたのでした。

あれ?意外と話せる!アフリカ人夫の意外なギャップの数々

夫とのデート当日。

「簡単に持ち帰れると思うなよ!」

と、先日反省したばかりなのにまたもや失礼なことを考えながらあとをついていったのですが、到着したお店を前に拍子抜けしました。

夫が連れてきてくれたお店は、私も知っているお店でした。

デートで使うというよりは、家族と来たいような落ち着いた雰囲気で、お食事もちゃんと美味しいお店。
チョイスからにじみ出る人のよさに罪悪感を感じつつ、ちょっと印象がプラス。

その後も、お店でいろいろな話をする中で「あ。この人以外と真面目なんだ。」とか、「すごい気を使ってくれるな。」とか、ペラペラと主導権を握るように話すのではなく、ゆっくりと恥ずかしそうにポツポツとしゃべる様子とかみて「かわいいなー。」とか、私の思い描いていたアフリカ人の勝手なイメージとは180度違う彼に、どんどん惹かれていきました。

ちょっとしたこともプラスにひっくり返る、ちょろい私

これぞ、典型的なギャップの勝利。

その日はご飯食べてさようなら、ってなったのも好印象でした。

「絶対ホテルに連れて行こうとするんでしょ!!」
なんてしつこくどこかで思っていたので、恥ずかしいったらなかったです。

その日を境に毎日会うようになり、自然な流れでお付き合いをすることになりました。

結婚っていう制度が便利だと思った

夫と毎日時間を共有しているうちに、
「この人とは、この先もずっと一緒にいる気がする。」っていう気持ちが生まれてきました。


付き合い始め特有のすごく熱がある状態というよりは、二人で一緒にいることが自然で当たり前、みたいな不思議な感覚でした。

今まで何ジー

しかも私気がついたんです。
結婚ってすごく便利なことに。

例えば、私か夫が事故にあって危篤寸前の重体になったとします。

そうしたら、病院や警察からその連絡が直接くることって絶対にないと思うんです。
だって、赤の他人ですもんね。

お互いの連絡先を知っているような共通の友人がいなかったので、友人経由で連絡がくることも期待できません。。

ということは、事故って危篤状態だから待ち合わせの場所に来れなかったとしたら、
「なんで来ないの?もう嫌いになっちゃったの?」みたいな勘違いからくるすれ違いが起こっちゃうわけです。

でも結婚は違います。
赤の他人なのに、家族になれるんです。

相手が事故に巻き込まれても、真っ先に安否を伝えなければいけない人になれます。

こんな便利なことってないよねって、私は思ったわけです。

でも、私はそう思っても夫はどういう風に思っているのかわかりません。

実はこの時、夫は日本に住んでいる親戚に会いにきているだけの旅行者でした。
ビザの期限があるため、帰る日も決まっています。

だから、帰る日の1ヶ月前になっても夫が何も言ってこなかったら、逆プロポーズをぶち込もうとひそかに思っていた私。

出会って約2ヶ月(私と出会ったのは、夫が来日して2日後でした)でプロポーズなんてされる訳ないだろうと思っていたので、自分からいう気満々でした。

ですが、そのXデー前日に、
「Will you marry me?」と夫からのプロポーズを受けました。(キャー!!!)

こうして、アフリカ人に偏見を持っていた私が国際結婚をすることになったわけです。

うん。本当に世の中って何が起こるかわからないです。

長くなったので、続きはまた!
【国際結婚してよかった】アフリカ人の夫とのなれそめ・完結編

【国際結婚してよかった】アフリカ人の夫とのなれそめ・完結編

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