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自分の思う通りに運ばず、大変な子育て。
本来なら、子育てを大変さを分かち合える夫に対して、イライラすることってありませんか?
・戦場みたいな状況でも何もせず、「いってくれればやるのに」という
・相談をせず休日の予定を決めてしまう
・日々の保育園送迎・急な発熱でのお迎えはスケジュールを調整せずすべて私に丸投げ
今あげたのは、私が子育てをしている中で夫に対して「イラっ!!」としたことです。
子どもが生まれてからずっと抱えていた不平等感やイライラ。
このイライラを解決方法として私がたどり着いた結論は、「家事子育てを妻の仕事ではなく夫婦の仕事という当事者意識を持ってもらう」ことです。
ここでは、夫が当事者意識を持つまでに私がしたことを書いていきます。
これから書くようなことを根気強く続けた結果、夫は少しづつ変わっていきました。
あくまで私たち夫婦のことなので、あてはまらないこともあるかと思います。
でも、「最初から家事子育てに協力的じゃない夫でも変わったよ。」という記録が、何かの参考になればうれしいです。
わが家の例が参考になればうれしい!
Contents
以前の夫は「家事子育ては妻とメイドの仕事」
以前の夫は、「家事・育児は妻とメイドの仕事」という認識でした。
メイドって…!!!!!
夫の国ではメイドの存在が当たり前で、家事と育児は妻とメイドが協力をしてやることが一般的。
そんな環境で過ごしてきた夫にとって、家事・子育てより仕事を優先させるのはまぁわからなくもないですよね。
でも、ここは日本だし、わが家にメイドはいません。
平日は、仕事して、帰宅して、ヘロヘロになりながら家事をして、子どもを寝かしつけて私も一緒にばたんきゅー。
休日は、夫はのんびりしているのに、私だけ家事して子どもの世話をして….が一年余り続いたあたりで、気が付きました。
このままじゃ、私死んじゃう!!!!!!
「あなたも家事や子育てに加わる必要があるし、というかこれは二人の仕事だよ!私だけの仕事じゃないよ!」ということをわかってもらうことが急務!
こんな状態になって初めて、夫の国ではどうやって育児をしているのかを聞き、「家事子育ては妻とメイドの仕事」という衝撃発言を聞くわけです。
あまりに価値観ちがいすぎるーーーーー
夫に当事者意識を持ってもらうまでに私がした3つのこと
私がやったことは、「ここは日本だから、家事と子育ては妻の仕事じゃなく夫婦の仕事。そういう認識でいてくれないとこの先あなたとやっていけません。」を夫にわかってもらうことです。
色々試行錯誤しながら、夫にボディブローが入った3つの方法を紹介します。
何かを伝える時はイライラを言葉にのせない
成人男性の価値観を変えることは、簡単なことではありません。
だからこそ、思う通りに行かなくてイライラしてしまうことがすごくたくさんありました。
しかし夫は「私が感情的になると話し合いの場に立ってくれない」という特性があります。
イライラしている私は、「逃げてるの!?」とその態度に更にイライラ…
こんな負の循環を断ち切るために、夫に対してはできるだけイライラをぶつけないように気をつけるようにしました。
イライラー!ってした時にやった対処法は以下です。
・昔の写真を見て「親の反対を押し切るくらい好きな人と結婚して家族になったんだ。」という大切なことを思い出す
・Eテレみんなのうた冒頭の「らららら〜」を心の中で歌う
・夫は敵じゃない!味方!人はすぐに変わらない!と心得る
ちなみに、らららら~はびす子さんのアンガーマネージメントの記事を読んで実行しています。
本当に参考になるのでおすすめです!
昔の写真を見つつ、心にEテレのらららら~を響かせながら「夫は敵にあらず!味方なり!」のスローガンのもと、「夫にイライラをぶつけてもはじまらない。夫を真の味方にするべく動くべし!」という方向に気持ちを持っていくように心がけました。
勇気を出して子どもを夫に託す
夫を真の味方にするためには、まず「家事子育てって、本当に大変だよね」っていう共感が必要だなと思った私。
息子がエビぞりして泣いているところなんてみたことないよ~
なんていうとんちんかんな夫の共感と協力を得るためには、実際に経験してもらうしかありません。
そこで、夫に一日休みを作ってもらって子供と過ごしてもらうことにしました。
最初は「いきなり二人っきりはちょっと……」とごねにごねていた夫でしたが、
子どもと二人で一日過ごさないと、私が言っていることは理解できないと思う。
とにかく子どもと二人で一日過ごしてみて。お願い!!!
この必死の訴えに、ようやく息子と一日中過ごすことを引き受けてくれた夫。
当日の朝、私は子どもが寝ているうちに家を出て、夜の20時ごろ帰宅しました。
私が帰宅した時、テーブルには朝・昼・夜に使ったであろう食器がそのまま残っていて、
床にはオモチャやら着替えさせた服やらが散乱。
息子をおんぶしながら、片手にDVDのリモコン、片手になぜか保湿クリームをもっていた夫の顔には、疲労の2文字がはっきりと刻まれていました。
この日が、夫に当事者意識を!計画のターニングポイントになったことは間違いないです。
以前はたった30分の留守番すら「子どもと二人は何かあったら怖いから無理。絶対泣くし」と渋っていた夫ですが、この日以降半日程度の長めの留守番でも「いいよ~」と引き受けてくれるようになりました。
子育てのつらさをわかってくれたのはもちろん、「自分と息子二人だけで一日乗り切った」という経験が夫の自信につながったのかもしれません。
「やってくれたら助かること」を具体的に伝える
家事子育てを夫婦共通の仕事にしたかった私は、家事子育て分担制を夫に提案したのですがあっさり却下されました。
なぜなら、夫が「守れないと困るから約束はしない」という性格だからです。
そう。はなから決められたことを守る気がないんですよね。
じゃあどうやって夫を家事子育てに巻き込むか。
あれこれ考えたのですが、「やってくれたら助かること」をその都度伝えていくというシンプルな方法に落ち着きました。
もし私が台所にいて子どもが泣いている横に夫がいたら、
子どもが泣いていたら、抱っこしてあやしてね~
私の抱っこで大丈夫かな?
大丈夫!泣き止まなくても抱っこで赤ちゃんは安心しているから。
よろしく!
もし出かける前に子どもが大量のうんちを漏らしたら
私が着替えさせるから、あなたは子どもの水筒とお菓子をカバンに入れといて~
え?水筒とお菓子ってどこにあるの?
水筒は下の戸棚、お菓子はレンジ横の角に入っているよ~!
よろしく!
いちいち言うのはすごーく面倒くさいです。
でも、「いずれは何も言わないでもやってくれるはず….」と思いながら、やってほしいことは口に出して伝えていました。
夫がその場にいない時も同じです。
たとえば。
私が寝た後夫が帰ってきて、夕食で使った食器や脱いだ靴下をリビングにそのままにしてあったときは、
次は食べた後の食器は洗って、靴下は洗濯機にいれておいてね~!
と「次回はこうしてほしい」を明確につたえるようにしました。
最後に
家事子育ては妻とメイドの仕事、と言っていた夫が、何にも言わなくてもお皿を下げて洗ってくれるようになるまで、約8年かかりました。
正直、子どもと丸一日一緒にいてほしいと説得するのは本当に大変だったし、助けてほしいことを言っても「今TV見てるのわからないの?」なんて言われていくら「らららら~」って歌ってもイライラが消えていかないことも多々ありました。
それでもあきらめなかった理由はただ1つ。
なんだかんだで、夫のこと好きなんですよね。
大好きな夫と、この先の人生も一緒になかよく笑って歩んでいきたいから「楽しく過ごせるためにしてほしいこと」を伝えてきたし、夫も自分の中の価値観少しずつ変えてくれました。
やっぱり、好きな人と結婚するって大事。
好きじゃなかったら、とっくにサジ投げてたと思います。いや、投げてた。
今では、私が泣いている子どもを相手しているときは食器を洗ったり、うんちがもれた子どもをシャワーで洗っている間にそっと着替えを用意してくれます。
本当にありがたやです。
夫婦によって居心地のいい関係は違うし、相手に求めていることも違うと思いますが、
「家事子育てはメイドの仕事だと言っていた大人でも考え方がかわることあるよ!」
という記録が何かの参考になればうれしいです。
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