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あもです。
ここでは、10歳上・キリスト教のアフリカ人の夫と子育てをしていて、
・・・えっ!!?
と驚いたことを書いていきます。
「こんな人もいるんだな〜。」
と生あたたか〜く読んでいただけるとうれしいです。
では、まいります!!
男だったら有無をいわさず割礼!
あのー、突然ですが、割礼ってご存知ですか?
いわゆる包茎手術のことです。
夫はキリスト教なのですが、聖書には「男の子は生後7日目以内に割礼しましょうね」みたいなことが書いてあります。
アメリカなどでは割礼文化に賛否両論あるようで減少していると聞きますが、夫の中では健在。
え?割礼やらないって選択肢はないよ?
でも、「日本で赤ちゃんの割礼やってくれる病院なんてないんじゃ?」
と思ったあなた。
それが見つかっちゃったんです…..
割礼文化がない日本ですが、アメリカは違います。
日本のアメリカといえば米軍基地。
我が家から横田基地までは車で1時間強なのですが、
横田基地駐在員さんの赤ちゃんの割礼を一手に担う病院があるというではありませんか。
友達の子どももたくさんその病院でやってるから安心して!
そんなの安心できる理由にはなりません!!
出産前に問い合わせてきくと、30分ほどの手術で全身麻酔をかけるから一泊二日の入院になるとのこと。
ジーザス。
不安しかない。
夫がここまで何かをやりたがるのは珍しいので割礼に反対はしませんでしたが、産後7日以内っていうのがどうしても飲み込めなかった私。
心の準備をする時間がほしい!!
せめて!里帰り出産中はやめて!
夫の国では当たり前のことなので、
何の準備が必要なの?
と本気でわからなかったようですが、最後には了承してくれた夫。
出産後にある1ヶ月検診を終えてから実家→自宅に戻り、その1週間後に運命の割礼手術を迎えました。
「生後すぐは痛みを感じる神経が未発達だから、今ぐらいに割礼手術をするのが1番ベストですよ~。」
と何のなぐさめにもならない説明を医師から受けて、同意書を書いた後手術室へ向かう息子。
息子が手術室に行っている30分は、すごくすごく長かったです。
無事に帰ってきたときは、もー涙がぼたぼたたれました。
術後のアソコはまあ痛そうでまた涙がこぼれた私ですが、本人は案外ケロってしていたのでびっくり。
アソコをおむつ替えのたびに消毒するのですが、消毒している間もまさかの笑顔。
めっちゃご機嫌な息子に、
……あれ?アソコ切られたのに平気なの?
「夜に麻酔が切れたらすごく痛くて泣くんだろうな。寝れなかったら母が夜通し付き合うからね!」
とかなりの覚悟をしていたのですが、おっぱい飲んだらスヤァ〜。
なんだったら家にいるよりよく寝てくれたので、私もよく寝れました。
本人が痛がらなかったのがまだ救いでしたが、今でも思い出すのがちょっと辛い思い出です。
娘の結婚はウエルカム
日本では、「娘の結婚=父嫌がる」が一般的だと思うんですけど、夫にはこれが理解できないみたいです。
え?何で嫌なの?娘が結婚できないでいつまでも家にいる方が心配じゃない?
「住み慣れた、我が家に♩」のCMでおなじみの吉幾三が夫は大好きだったのですが、吉幾三がテレビで「娘は結婚なんてしないでいつまでも俺のそばにいて欲しい!」と力説する姿に
こんな変なことを言う人だったとは!!もう彼のファンはやめるよ!
でも、「なんだかんだいって女の子が生まれたら違うんじゃないかな~」と思っていた私。
数年後娘が生まれて、わかりやすく猫かわいがりする夫に
ねぇ、娘が結婚したら悲しいんじゃない?
え?なんで?結婚してくれない方が心配だよ!
娘が生まれても全く同じことを申しておりました。
うーん、まぁね。
こどもの名前のスペース問題で市役所職員相手に30分粘る
名前は親から子どもへ最初のプレゼント、なんて言いますよね。
わが家の子供たちは、日本語の名前を私が、横文字の名前を夫がつけました。
名前の構成は「苗字 +横文字の名前+日本語の名前」となっています。
ここまではいいんです。
事件は、市役所で出生届を書くときに起きました。
日本ってミドルネームっていう考えがないので、出生届に苗字と名前を書く欄しかないんですよね。
ミドルネームをつけたい時はどうすればいいんですかね?
と市役所で確認したところ、
「ミドルネームは日本にないので、全て名前になります。だから、名前欄に記入してください」
ここで夫のちょっと待ったコールが入りました。
ミドルネームとジャパニーズネームの間にガップは入りますか?
「?」
最初夫の言いたいことがよくわからなかった私と市役所職員。
改めて夫の話を聞くと
「苗字 英語の名前 日本語の名前」
とそれぞれの名前の間にきっちりとスペースがほしいと言いたかった夫。
英語の名前と日本語の名前を同じ欄に書くということは、
「苗字 英語の名前日本の名前」
になるのでは?と心配していました。
なんでそんなに名前のスペースが気になるの?
だって、パスポートを作るときにそこがくっついていたら変でしょ!
なるほど。
しかし市役所職員さんの回答は、
「名前にスペースを入れることはできません」
はい、ファイト!!!
ここから夫が粘る粘る。
そして、当たり前ですが折れない市役所職員。
ぶっちゃけどちらでもいい私は、ただただ傍観していました。
結局夫が折れるまで30分。
ながっ!!!!
市役所職員はくったくたです。
当たり前ですがこの件について納得していない夫は、7年後娘の出生届を出すときにめ同じやりとりを繰り返すのでした。南無。
本当は夫に対してびっくりしたことまだまだあるんですけど、長くなったので今回はこの辺にします。
少しでも楽しんでいただけたらうれしいです〜。